6歳の年長息子が新しい幼稚園に通い始めて20日。
実は、3日目から登園渋りが始まりました。
朝から「幼稚園行かない」と言い出したり、
道の途中で座り込んだり…。
10分で着く道が、30分以上かかることもありました。
今までどんな環境でもすぐに馴染むタイプだったので、正直びっくり。
でも最近になってようやく、毎朝元気に登園できるようになりました。
今日はその間、私が意識していた関わり方をまとめます。
登園渋りに悩む方や、これから入園・転園を控えている方の参考になれば嬉しいです。
① 信頼できる園を選んでいたから落ち着いて対応できた
息子の通う幼稚園は「子どもの気持ちを尊重してくれる園」。
先生方も一人ひとりを丁寧に見てくださいます。
だからこそ、登園を嫌がる理由が「園が合わない」のではなく、
“新しい環境に戸惑っているだけ”だとすぐに分かりました。
園選びの段階で
• 本当に子どもを大切にしてくれる園か?
• 先生を信頼できるか?
• 子どもが“やりたいこと”を自由にできる環境か?
をしっかり見極めておいたことが、何より大きかったです。
不安なときも「先生に任せよう」と思えたことで、焦らず息子のペースを待てました。
② ご褒美作戦で気持ちを前に向ける
最初の頃は、私が帰ろうとすると泣きながら追いかけてきて、園を飛び出しそうになることもありました。
6歳なので抱っこで預けるわけにもいかず…。
どうしたら納得できるかを一緒に考え、
「1週間頑張ったら好きなお菓子を○○円分買おう!」と目標を立てました。
普段はあまりお菓子を買わない我が家ですが、
この時ばかりは“挑戦を応援する特別ルール”。
「行かなきゃ」ではなく「行ってみようかな」に変わるよう、気持ちを前に向ける関わりを意識しました。
③ 先生との連携を密にする
息子の話を聞く中で、疑問や気になることがあればその都度先生に確認しました。
直接お話を伺うことで、先生の意図やねらいが分かり、家庭でも同じ方向でサポートできるようになりました。
親と先生の方向が一致すると、子どもは安心します。
“先生に悪いかな…”と遠慮してモヤモヤを抱えるより、
率直に相談して理解し合うことが、信頼関係を深める近道だと感じました。
それが子どものためになりますね。
④ ハロウィンパーティーがターニングポイント!
そんな中、同じ学年のお母さんが企画してくれたハロウィンパーティーに参加。
当日はまだ隅で様子を見ていることが多かったのですが、息子なりに「楽しかった」と感じられたようでした。
帰宅後すぐに満面の笑みで、「ママ!今日は楽しかったね!」と。
その翌日から驚くほどスムーズに登園できるようになり、先生からも「みんなの輪に入って遊んでいました」と報告が。
“友達と楽しい時間を共有できた”という経験が、息子にとって「行ってみようと思える自信」になったのだと思います。
まとめ
登園渋りは、親にとっても子どもにとっても小さな試練。
でも、
• 信頼できる環境
• 寄り添う先生
• 安心できる親の対応
この3つがそろえば、きっと乗り越えられます。
泣くことも「行きたくない」と言うことも、成長の一部。
それは“後退”ではなく、“安心を取り戻すための時間”。
そして「自分で行けた」という経験こそが、これからの大きな自信につながっていくのだと思います。
子どもが安心して前に進めるように。
親が子どもにとって最適な環境を用意し、“信じて待つ力”を持てたら、それが何よりのサポートだと感じました。
追伸:もし登園渋りが長引いている場合は…
園や先生との関係性が合っていないケースも少なくありません。
転園したら嘘のように笑顔で通うようになった、というお話もたくさんあります。
お子さんの登園渋りで悩んでいる方、
園との関わりに不安を感じている方がいたら、プロにご相談くださいね。
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