娘が2歳になりたての頃の話です。
寝る時間になり、いつものように寝室に入ると突然娘が、押し入れを指差して号泣し始めました。
一瞬、何かが見えるのか!?
と焦ったのですが、娘が指差している押し入れをよく見たら普段閉まっている扉がたまたま数センチあいていました。
そのことに気付いた私が、慌てて扉を閉めると娘はピタっと泣き止みました。
娘の突然の号泣の理由は、
『いつも閉まっている扉が数センチあいていたから』だったんです。
大人からすると、そんな理由で泣くなんて
意味がわからないと感じるかもしれません。
でも、この時期の子どもにとっては、数センチ扉があいているか閉まっているかの違いは大問題なんです。
それは【いつもと一緒】じゃないから。
この時期の子どもはとにかくいつもと一緒にこだわります。
いつもと同じ順番・場所・環境があると安心します。
決してわがままではなく、この時期(生後半年~3歳位まで)の子どもの特徴です。
私もたーくさんそんな子ども達の姿を見てきました。
この特徴を知っていると、今まで不可解だった子どもが泣いている理由が分かるようになります。
お子さんが突然泣き始めたと思ったら、
いつもと違うことはないか?
探してみてくださいね。
いつもと一緒に戻してあげるとピタっと泣き止みますよ。