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敏感期を逃すとどうなる?モンテッソーリ教師のリアルな反省

▶東京で新しい幼稚園が始まって

6歳(年長)の息子は東京にきてから、モンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園に通い始めました。
今日、先生に言われた言葉があまりにドンピシャすぎて…
正直、衝撃と反省でいっぱいになりました。

▶手が育っていないという事実

先生に言われたのは、
「体を動かすのは抜群に上手。でも指先が育っていない」ということ。

「手が育っていないから、文字が書けない」
「書きたい気持ちはあるけど、自信がなくてできない」

この言葉にハッとしました。

▶上の子と比べて気づいたこと

上の子(娘)のときは、私がモンテッソーリ教育を学び始めたタイミングだったこともあり、
家庭でもたくさんお手伝いや手を使う活動をたくさんしてきました。

でも下の子(息子)は、忙しさを理由に「まあいいか」で済ませてきた部分が多くて…。
結果として、指先を使う経験が圧倒的に少なかったのです。

▶“敏感期”を逃すとどうなる?

モンテッソーリ教育でいう“敏感期”は、
その力が自然に伸びやすい“黄金期”のようなもの。

たとえば「手の動きを獲得する敏感期」は3歳頃までがピーク。
この時期にたくさん手を使うことで、「自分の思い通りに動かせる手」の土台になり、
「できた!」の小さな自信が積み重なっていきます。

敏感期を過ぎても手の動きを獲得することはできるけど、何倍ものエネルギーが必要になるのです。

▶見て見ぬふりをしていた自分に気づく

私は息子の「手が使えていないこと」に気づいていながら、
どこかで受け入れたくなかったのかもしれません。
でも先生に指摘され、「このままじゃだめだ」と心が揺さぶられました。

▶ 幼稚園の先生への感謝

まだ入園して9日目。
それなのに息子の課題を的確に見抜き、
「一緒に頑張りましょう」と声をかけてくださった先生に心から感謝です。

今からでもできることを少しずつ。
息子の「できた!」を増やしていけるように、また取り組みを始めていきます。